WinSCP の PuTTYgen を利用します。1. Teraterm で OpenSSH の鍵 (公開鍵・秘密鍵) を作成
PuTTY Key Generator だけをインストールすることもできますが、
Windows ユーザは Teraterm と WinSCP を両方使っていると思うので、
もしまだならWinSCP をインストールしておいてください。
Teraterm で公開鍵ログイン を実施し、公開鍵でログインできる環境を作る2. WinSCP の PuTTY で OpenSSH の秘密鍵を PuTTY の鍵に変換
この時点で、Teraterm での下記ログインが可能になっているはず
鍵 ファイル名 用途 秘密鍵 id_rsa ログイン時に使用する 公開鍵 id_rsa.pub SSH サーバへ登録
sshuser@192.168.56.102 22 /ssh /auth=publickey /keyfile=C:\Users\UserName\Documents\PubKeys\id_rsa
・ sshuser : ログインするユーザ名 ・ 192.168.56.102 : ログインするサーバ ・ 22 : サーバ側の接続ポート ・ /ssh : SSH 接続をする ・ /auth=publickey : 公開鍵でログインする ・ /keyfile=フルパス : 秘密鍵ファイルの場所
2-1. WinSCP を起動する
Windows7 ではスタートボタンから PuTTYgen まで辿ることができたのに、
Windows10 ではそれができなくなってしまった。
2-2. ログインウィンドウから「ツール(T)」-「PuTTYgen を実行(G)」を選択し、「PuTTY Key Generator」を起動
2-3. PuTTY で OpenSSH の秘密鍵 (Teraterm で作成した秘密鍵) を読み込む
「PuTTY Key Generator」が起動したら、WinSCP を終了する。
ボタンをクリックして WinSCP を終了する。
ボタンをクリックする。
↓
読み込むファイルの種類を に指定し※、
Teraterm で作成した秘密鍵を選択して ボタンをクリックする。
※デフォルトは になっている。
↓
読み込む秘密鍵にパスフレーズが設定されている場合、
パスフレーズ要求ウィンドウ「PuTTYgen: Enter Passphrase」が表示されるので、
設定されているパスフレーズと同じ文字列を記入して ボタンをクリックする。
※この場合は、パスフレーズが一致しないと秘密鍵を読み込むことができない。
2-4. PuTTY で秘密鍵を保存する
ボタンをクリックする。
ここで、秘密鍵のパスフレーズを変更・削除することができる。
パスフレーズを削除する場合は「Key passphrase:」を空欄にする。
↓
パスフレーズを空欄にした場合、この警告が表示される。
↓
「ファイルの種類(T):」を にして ボタンをクリックする。
2-5. PuTTY Key Generator を終了する3. Teraterm で PuTTY の秘密鍵を使用
メニュー「File」-「Exit」を選択し、PuTTY Key Generator を閉じる
この時点で、Teraterm での下記ログインが可能になっている
sshuser@192.168.56.102 22 /ssh /auth=publickey /keyfile=C:\Users\UserName\Documents\PubKeys\id_rsa.ppk