1. ライセンスマネージャ機能の追加
1-1. サーバマネージャのツールにライセンスマネージャがないことを確認する。
まだライセンスマネージャ機能を追加していないので「ツール(T)」を開いても1-2. 「役割と機能の追加」を開始する。
「Remote Desktop Services」の項目が存在しない。
サーバーマネージャの「登録(M)」から「役割と機能の追加」を選択する。1-3. ライセンスマネージャ機能を追加する。
ボタンをクリックする。
⇓
「◉ 役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して ボタンをクリックする。
⇓
「◉ サーバー プールからサーバーを選択」を選択すると、インストール可能サーバが表示される。
当該サーバを選択して ボタンをクリックする。
⇓
「☑ リモート デスクトップ サービス」にチェックを入れて ボタンをクリックする。
⇓
選択するものがない。
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
「☑ リモート デスクトップ ライセンス」に
チェックを入れようとすると、確認画面が表示される。
⇓
「☑ 管理ツールを含める (存在する場合)」にチェックを入れ
ボタンをクリックする。
⇓
「☑ リモート エスくトップ ライセンス」にチェックがあることを確認し
ボタンをクリックする。
⇓
「☑ 必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」に
チェックを入れようとすると、確認画面が表示される。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
「☑ 必要に応じてサーバーを自動的に再起動する」に
チェックがあることを確認して ボタンをクリックする。
⇓
待つ。
インストールが完了するまで「閉じる」ボタンはクリックできない。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
サーバー マネージャーの旗アイコンに数字 (通知項目数) が表示されている。
この旗をクリックしてメッセージをたどることにより、インストールの完了を確認する。
2. ライセンスサーバの有効化
2-1. ライセンスマネージャを起動する。
サーバー マネージャー の「ツール(T)」から2-2. ライセンスサーバを有効にする。
「Remote Desktop Services」-「リモート デスクトップ ライセンス マネージャー」
をたどり、ライセンスマネージャを起動する。
⇓
「すべてのサーバー」の下に表示されている当該サーバが
無効 (×) になっていることを確認する。
「RD ライセンス マネージャー」の画面で、
当該サーバ名を右クリックして「サーバーのアクティブ化(S)」を選択する。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
接続方法に を選択して ボタンをクリックする。
当該サーバがインターネットに接続されていること。
⇓
待つ。
⇓
下記項目をすべて記入し ボタンをクリックする。
• 姓(L)
• 名(F)
• 国または地域(R)
• 会社(C)
ひとつでも抜けていると次へ進めない。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
待つ。
⇓
「□ライセンスのインストール ウィザードを開始する(S)」の
チェックを外して ボタンをクリックする。
⇓
「RD ライセンス マネージャー」の画面に戻るので、
「すべてのサーバー」の下に表示されている当該サーバが
有効 (✔) になっていることを確認する。
3. ライセンスのインストール
RDS ライセンスを購入して、手元にライセンスコードを用意しておくこと。
ライセンスコードの文字列形式は、英数字 25 桁。(例: 1A2B3 1A2B3 1A2B3 1A2B3 1A2B3)
RDS ライセンスは上位互換がないので、最新のライセンスサーバに旧版のライセンスはインストールできない。
(2016 のライセンスは 2022 に使えない。逆は OK)
なお、一度インストールしたライセンスは削除すると復活が非常に面倒なので、基本的に削除しないこと。
(復活にはクリアリングハウスへの電話連絡が必要になる)
3-1. ライセンスマネージャを起動する。
⇓
まだライセンスが追加されていないことを確認する。
⇓
「すべてのサーバー」にある当該サーバ名を右クリックし、
「ライセンスのインストール(I)」を選択する。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
待つ。
⇓
ライセンス プログラム(L): に を選択して ボタンをクリックする。
⇓
ライセンスコードを記入して ボタンをクリックする。
← このライセンスコードは説明用に用意した偽物。
⇓
入力したライセンス コード(C): に、
記入したライセンスコードが表示されていることを確認して
ボタンをクリックする。
⇓
待つ。
⇓
ボタンをクリックする。
自動的に「接続ユーザー数」として認識された。
(「ユーザー CAL」を購入したので)
「デバイス CAL」に変更したい場合は後段の作業を実施する。
⇓
「RD ライセンス マネージャー」の画面に戻るので、
「すべてのサーバー」の下に表示されている当該サーバに
インストールした RDS ライセンスが追加されていることを確認する。
「 × 」をクリックして画面を閉じる。
異なるタイプのライセンスを誤って購入した等、あとからライセンスタイプを変更する (ユーザー ⇔ デバイス) ことが可能。
• ユーザータイプ CAL は Active Directory に組み入れない場合に 60 分間の接続制限*1があり、デバイスタイプ CAL はその制限がない。
• Active Directory に組み入れない場合はライセンスタイプに関係なく RemoteApp*2 等は利用できない。
*1接続から 60 分経過すると強制的に切断される。再接続すれば作業の続行が可能。
*2RDP はリモートで展開されたビットマップをローカルに転送するのに対し、RemoteApp はローカルでビットマップを展開する機能。
4-1. ライセンスマネージャを起動する。
4-2. 「ライセンスの変換」を選択する。
タイプを変更したいライセンスを右クリックし4-3. サーバを再起動する。(もし必要なら)
「ライセンスの変換(E)」を選択する。
⇓
変換するライセンス数を選択して ボタンをクリックする。
ここでは「完全な変換(F)」を選択している。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
変換後のライセンスが表示されていることを確認し
「 × 」をクリックして画面を閉じる。
変換前のライセンスが表示されたままになっている。
動作に問題はないが、非表示にするにはサーバを再起動する。
(なぜか、再表示やサービスの再起動では非表示にならない)
⇓
⇒
⇓
変換前のライセンスが非表示になった。