1. Firefox をインストール
1-1. インストーラをダウンロード
Firefox を窓の杜からダウンロードする。1-2. インストーラを実行
「ストアアプリ版」は Microsoft アカウントの問題が多いため、選択しない。
ダウンロードしたインストーラを実行する。1-3. 初期設定
ファイルをダブルクリック または 右クリックして「開く(O)」を選択する。
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待つ。
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UAC (User Access Control) では ボタンをクリックする。
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ボタンをクリックする。
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標準インストール(S) を選択して をクリックする。
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インストールフォルダを確認して ボタンをクリックする。
64bit 版, 32bit 版のインストールフォルダはそれぞれ以下になる。
64bit 版 C:\Program Files\Mozilla Firefox 32bit 版 C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox
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待つ。
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画面の右下に Firefox をタスク バーにピン留めしますか? が表示されるので
ボタンをクリックする。
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「 今すぐ Firefox を起動(L)」にチェックを入れて*1 ボタンをクリックする。
→ 1-3 へ。
1-3-1. 初期設定の選択
上記 1-2 の *1 でチェックが入っていた場合は、自動的に当該画面が表示される。1-3-2. 初期設定の終了。
チェックを入れなかった場合は、アイコンまたはメニューから Firefox を起動すること。
下記項目にチェックを入れて ボタンをクリックする。
Firefox を 既定のブラウザーに設定する *2
以前のブラウザーからインポートする *3
1-3-1-1. 既定のブラウザーの変更
上記 1-3-1 で *2 にチェックが入っていない場合は表示されない。1-3-1-2. データのインポート
[+]規定を選ぶ をクリックする。
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Firefox をクリックする。
Microsoft Edge を選択しないこと。
ここで Microsoft Edge を除外してもメニューから起動できるので心配は無用。
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「Web ブラウザー」が「Firefox」であることを確認して、
ウィンドウ右上の × をクリックする。
→ 当該ウィンドウが閉じる。
上記 1-3-1 で *3 にチェックが入っていない場合は表示されない。
インポート対象のデータのすべてにチェックを入れて
ボタンをクリックする。
お気に入り
保存したパスワード
閲覧履歴
左のサンプル画面では Microsoft Edge を Firefox のダウンロードにしか使っていないため「閲覧履歴」だけが表示されている。
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メッセージ「すべてのデータがインポートされました」を確認して
ボタンをクリックする。
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ボタンをクリックする。
ボタンをクリックする。
2. Mozilla アカウントの登録
Firefox に Mozilla アカウント (ID とパスワード) を登録すると、以下の情報がクラウドサーバ*4に自動的に保存される。
PC を買い替えた場合や、異なる複数の PC で Firefox を使用する場合等にアカウントが同じであれば自動的に同期される。
*4クラウドサーバ: accounts.firefox.com
お気に入りクラウドサーバとメール受信を利用するため、PC がインターネットに繋がっている環境であること。
保存したパスワード
閲覧履歴
2-0. メールアカウントの用意
Mozilla アカウントは、ID とパスワードで構成される。2-1. アカウント登録画面の表示
ここでは、以下の条件で登録する。
- ID はメールアドレスそのものなので、メールアカウントを持っていない場合は作成しておく。
メールアカウントに制限はないが、accounts@firefox.com からのメールを受信できること。
- パスワードは任意の文字列で、メールアカウントのパスワードとは異なる文字列にすること。
メールアカウントと同じ文字列にすると、どちらかのパスワードが破られやすくなる。
項目 内容 備考 メールアドレス internet.mail.example@gmail.com メールを普通に受信できること パスワード password メールのパスワードと異なる文字列にすること
Firefox を起動する。
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アカウントアイコン (ウィンドウ右上の人型アイコン) をクリックする。
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「同期」が選択された状態で「設定」ウィンドウが表示されるので
ボタンをクリックする。
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上記 2-0 で用意したメールアドレスを記入し、
をクリックする。
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上記 2-0 で用意したパスワードを記入し、
をクリックする。
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Firefox のウィンドウでパスワード保存の要否が問われるので ボタンをクリックする。
このときのユーザー名とパスワードは当該 URL に紐づいて保存される。
再度、Firefox で同じ URL を訪問した場合に自動的に記入される。
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メールソフトを確認する。
Mozilla アカウントとして登録したメールアドレス宛てに確認のメールが送信される。
「認証コード」*5の数字列が記載されている。
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Firefox に確認コードの入力画面が表示されているので、
上記「認証コード」*5 を記入して ボタンをクリックする。
確認コードの入力なのに、認証コードを記入する。
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「Firefox にログインしました」の表示を確認して 後で をクリックする。
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Mozilla アカウント の表示に、登録したメールアドレスが
表示されていることを確認して、タブを閉じる。
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アカウントアイコンがアルファベットに変化していることを確認してブラウザを閉じる。
3. アドオンのインストール
3-0. Firefox のアドオン
現代的な Web ページには様々なトラップがあり、これを避けるため Firefox には数々のアドオンが用意されている。3-1. アドオンのインストール
ここでは、最低限インストールすべきアドオンを挙げる。
項番 アドオン名 一般 開発向け 備考 1 AdBlocker Ultimate ✔ 悪質な広告をブロックする。ブロックリストは予め用意されている。(普通の広告をブロックすることもある) 2 ScriptSafe ✔ 過剰な広告や Web ビーコンの動作を禁止する。
許可には操作が必要となり、不用意にプログラムが動作することがなくなる。3 SingleFile ✔ Web ページを一つのファイルにして保存する。 4 Zoom Page WE ✔ Web ページを縮小・拡大して閲覧しやすくする。 5 テキストリンク ✔ ttp://www.example.jp 等、意図的に文字を欠落させた URL を正常な URL として開く。 6 HTTP Header Live ✔ サーバとの通信を見えるようにすることにより、過剰な通信をチェックできる。Web アプリの開発に必須。 7 Selenium IDE ✔ Firefox に対する操作を記録してスクリプトとして書き出す。
Firefox を起動する。
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メニューアイコン「≡」をクリックし、 アドオンとテーマ を選択する。
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「アドオンを探す」の欄に上記 3-0 の表にあるアドオン名を
ひとつ記入し、検索アイコン「🔍」をクリックする。
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似た名称のアドオンが列記されるので、目的の名称をクリックする。
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追加の確認ボタン をクリックする。
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アクセス権限の確認が表示される。
ボタンをクリックする。
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追加済み確認メッセージが表示される。
ボタンをクリックする。
この拡張機能のプライベートウィンドウでの実行を許可する(A)
は、チェックを入れる。
Firefox の「プライベートウィンドウ」とは、トラッキングされないようにする環境のことで、具体的には以下の情報が保存されない。
閲覧履歴 入力履歴 ダウンロード履歴 クッキー キャッシュファイル トラッキングを目的としたアドオンの場合はチェックを外す。
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アドオンのインストールが完了したが、寄付金を募るウィンドウが表示される。
寄付をしなくてもアドオンの利用は可能。
(海外のサイトに寄付をすると碌なことがない)
「 × 」をクリックしてウィンドウを閉じる。
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寄付金を募るウィンドウが消えてアドオンのインストールが完了した。
「 × 」をクリックしてウィンドウを閉じる。
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「アドオンを探す」の欄が再度表示された。
上記 3-0 に列記されたアドオンをすべてインストールしたら
「 × 」をクリックしてウィンドウを閉じる。