サーバ (共有リポジトリ)
・共有リポジトリの構築は「Git で共有リポジトリ」を参照。
項目 内容 備考 IP アドレス 192.168.11.100 - 接続プロトコル (ポート) ssh (22) - リポジトリ /home/project1/ サーバのディレクトリは /home/project1.git/ メンバ 1 ID dev1 - パスワード password 公開鍵ログインの場合は使用しない リポジトリの URL ssh://dev1@192.168.11.100:22/home/project1 -
クライアント (メンバ)
項目 内容 備考 Windows Windows10 Pro 20H2 64bit 本稿記述時の最新版 IP アドレス 192.168.11.111 - Git インタフェース GUI シェル TortoiseGit 2.11.0.0 (64bit) 本稿記述時の最新版 言語パック Japanese 2.11.0.0 (64bit) Git コマンド 本体 git for windows 2.30.1 (64bit) 本稿記述時の最新版 テキストエディタ Notepad Windows 標準の「メモ帳」
コマンドラインでコミット等をすると起動する。メンバ 1 名前 Who Ami - メールアドレス who@example.jp - 作業ディレクトリの作成場所 C:\Users\who\Documents\ ドキュメントフォルダのパス 作業ディレクトリ C:\Users\who\Documents\project1\ - 秘密鍵のファイル名 dev1.ppk パスワードログインの場合は不要 公開鍵のファイル名 dev1.pub
1-1. TortoiseGit のダウンロード
TortoiseGit (トータスギット) のダウンロードページから、1-2. TortoiseGit 本体のインストール
インストーラ本体と言語パックをダウンロードする。
ダウンロードページ: https://tortoisegit.org/download/Windows 用のインストーラは 32bit 版と 64bit 版があるので、
ここでは、最新の 64bit 版 (TortoiseGit-2.11.0.0-64bit.msi) をダウンロードしている。
自分の環境に合わせてどちらかをダウンロードする。
⇒
ボタンをクリックする。
同じページを下方向にスクロールすると、言語パックへのリンクがあるので、
これも本体と同様に (32bit、64bit のどちらか) をダウンロードする。
ここでは、日本語言語パックの最新の 64bit 版 (TortoiseGit-LanguagePack-2.11.0.0-64bit-ja.msi) をダウンロードしている。
⇒
ボタンをクリックする。
1-3. TortoiseGit 本体の設定 (1)ダウンロードしたインストーラ (TortoiseGit-2.11.0.0-64bit.msi)
を右クリックし「インストール(I)」を選択する。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
をクリックする。
⇓
待つ。
⇓
ボタンをクリックする。
前項の最後で をクリックすると、自動的に設定プログラムが起動する。1-4. git for windows のインストール
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
まだ git for windows をインストールしていないので、「Git.exe Path:」には何も記入されていない。
ハイパーリンク https://git-for-windows.github.io/ をクリックする。
→ クリックすると、https://gitforwindows.org/ にリダイレクトされる。
⇓
この設定画面「First Start Wizard」を保持したまま 次項 1-4 を実施する。
ブラウザが開き「git for windows」の Web ページが表示される。1-5. TortoiseGit 本体の設定 (2) ← 上記 1-3 の続き
ボタンをクリックし、インストーラをダウンロードする。
ここでは「Git-2.30.1-64-bit.exe」をダウンロードしている。
⇒
ボタンをクリックする。
⇓
ダウンロードした「git for windows」のインストーラを右クリックし「開く(O)」を選択する。
⇓
をクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
git for windows から起動されるテキストエディタを指定する。
ここでは、Windows 標準の「メモ帳」(Notepad) を選択している。
他にインストール済みのテキストエディタがあれば、それを選択する。
テキストエディタを選択後、 ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
待つ。
⇓
「 View Release Notes」のチェックを外し、
ボタンをクリックする。
ホントは読まないとダメなんだけど、ここまでのインストール画面が多すぎて、リリースノートを読む気力が湧かない。
リリースノートは、C:\Program Files\Git\ReleaseNotes.html に設置されます。
最近のブラウザはセキュリティ上、このファイルを直接開くことができません。
ハイパーリンクをコピー&ペーストして開いてください。
⇓
ここで「git for windows」のインストールは終了。
続けて次項 1-5 を実施する。
「git for windows」のインストールが完了したので、1-6. TortoiseGit の言語パックをインストール
(保持しておいた) TortoiseGit のインストールに戻る。
「git for windows」がインストールされると、自動的に「Git.exe Path:」の項目が記入される。
ボタンをクリックする。
⇓
「 Don't store these setting now」にチェックを入れ、
ボタンをクリックする。
※ Name: と Email: は、あとで設定する。
⇓
ボタンをクリックする。
上記 1-1 でダウンロードした言語パックのインストーラを実行する。
TortoiseGit-LanguagePack-2.11.0.0-64bit-ja.msi
を右クリックし、「インストール(I)」を選択する。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
をクリックする。
⇓
「 Configure TortoiseGit to use this language」
にチェックを入れ、 ボタンをクリックする。
2-1. Git で使用する「名前」「メール」を設定する。
エクスプローラを開き (どのフォルダでも良い)、2-2. 公開鍵を作成する。(公開鍵ログインが必要な場合)
ファイルが無い場所で右クリックすると TortoiseGit のメニューが表示される。
「TortoiseGit」のメニューから「設定(S)」を選択する。
⇓
TortoiseGit の設定画面
左ペインの「Git」を選択後、右ペインの「ユーザー情報」にある
「名前(N):」
「メール(E):」
に、自分のものを記入して ボタンをクリックする。
2-2-1. PuTTY Key Generator の起動
スタート - TortoiseGit をたどり、PuTTYgen を起動する。2-2-2. 鍵ペア (秘密鍵、公開鍵) の作成
ボタンをクリックする。2-2-3. 秘密鍵の保存
⇓
このダイアログウィンドウの上でマウスカーソルをぐるぐると移動させると、
鍵ペア (ホントはシード) が出来上がっていく。
緑色のプログレスバーがいっぱいになるまでマウスの移動を続ける。
⇓
待つ。
⇓
鍵ペアの作成が終了した。
ボタンをクリックする。2-2-4. 公開鍵の保存
ここでは、「Key passphrase:」を記入していない。
「Key passphrase:」は、この秘密鍵を利用するときに必要なパスワードのこと。
共用のクライアント PC を利用する場合は、必ず記入すること。
⇓
「Key passphrase:」を記入していないので、警告が表示される。
ボタンをクリックする。
⇓
秘密鍵のファイル名を記入して ボタンをクリックする。
ボタンをクリックする。2-2-5. PuTTY Key Generator の終了
⇓
公開鍵のファイル名を記入して ボタンをクリックする。
File - Exit を選択し、PuTTY Key Generator を終了する。鍵ペアの設定・変更は以下を参考にすること。
出来上がった鍵ペアは、以下の様に扱う。
パスワードでのログインが禁止されている場合は、公開鍵ファイルをサーバの管理者に渡す。
- 秘密鍵 → 自分だけで保管する。
- 公開鍵 → ログインするサーバ (共有リポジトリ) に設定する。
秘密鍵のパスワード変更 → WinSCP による公開鍵ログイン - 秘密鍵のパスフレーズを変更/削除する場合 公開鍵をサーバへ設置する → WinSCP による公開鍵ログイン - 5. 公開鍵をサーバへ設置
3-1. 共有リポジトリの複製を作成 (1)
最新のリポジトリを自分のフォルダーに複製 (クローン) する。3-2. ファイルの転送確認 (1)
共有リポジトリの複製を設置する場所 (ドキュメントフォルダ)
をエクスプローラで開き、TortoiseGit のメニューを表示する。
ファイルが無い場所で右クリックし、
「Git クローン(複製)...」を選択する。
⇓
「URL:」にリポジトリの URL を記入し、 ボタンをクリックする。
共有リポジトリの情報を記入すると、自動的に「ディレクトリ」の項目も記入される。
公開鍵ログインをする場合は、「 Putty 鍵のロード(K)」に、
上記 2-2-3 で作成した秘密鍵ファイルを指定する。
⇓
待つ。
⇓
共有リポジトリに接続するのが最初の場合は、そのサーバの公開鍵の取得が必要。
これを拒否すると、共有リポジトリに接続できない。
ボタンをクリックする。
⇓
公開鍵ログインの場合は表示されない。
サーバに接続するパスワードを記入して ボタンをクリックする。
⇓
少し待つと、実行結果 (成功) が表示される。
ボタンをクリックする。
⇓
元の画面に戻ると、複製したフォルダ (作業ディレクトリ) が作成されている。
以降、Git を使う作業は、このフォルダの中で実施する。
複製されたフォルダをダブルクリックして中に入る。
⇓
作業ディレクトリの中には、何もファイルがない。
(共有リポジトリが空っぽだったから)
「何もファイルがない」というのは嘘で、
実は Git の管理ディレクトリ「.git」(不可視属性) が存在している。
3-2-1. 作業ディレクトリに、テスト用ファイルを作成する。3-3. ファイルの転送確認 (2)
3-2-2. ファイルをコミットして転送する。ファイルが無い場所で右クリックし、「新規作成(X)」から「テキスト文書」を選択する。
⇓
ファイルが作成された。
確認用なので、ファイル名は一意であれば何でも良い。
作成したファイルはすべて、作業中 (不確定) とみなされている。
作業が終了したファイルは、コミット (確定) を宣言する必要がある。
作業ディレクトリ中のファイルがない場所で右クリックし、
「Git コミット(C) -> "master"...」を選択する。
⇓
コミットの理由 (メッセージ(M):) を記入し、
「変更した項目」に表示されているファイルのうち、
確定したいものにチェックを入れて、 ボタンをクリックする。
⇓
コミットが完了 (成功) したので、そのままファイルを転送する。
ボタンをクリックする。
⇓
ボタンをクリックする。
⇓
公開鍵ログインの場合は表示されない。
パスワードを記入して ボタンをクリックする。
⇓
少し待つと、実行結果 (成功) が表示される。
ボタンをクリックする。
3-3-1. 作業ディレクトリの削除
作業ディレクトリの一つ上層に移動し、作業ディレクトリを丸ごと削除する。3-3-2. 共有リポジトリの複製を作成 (2)
⇓
重要なファイルが含まれていないことを確認して
ボタンをクリックする。
⇓
作業ディレクトリが削除された。
上記 3-1 と同じ操作を実施し、共有リポジトリの複製を作成する。3-3-3. ファイルの存在を確認
3-1 では作業ディレクトリにファイルが存在しなかったが、
今回は 上記 3-2 で転送されたファイルが存在している。(はず)
複製されたフォルダ (作業ディレクトリ) をダブルクリックして中に入る。
⇓
上記 3-2 で転送したファイルが複製されていることを確認する。
ファイル日付は転送時と同じではなく、3-3-2 実施時のものになっている。