1. Raspberry Pi Pico と Thonny, comleak.py の設定
1-1. Raspberry Pi Pico (以下 Pico と略称) と Thonny の初期設定
ここ を参照して Pico と Thonny をインストールする。1-2. com0com と comleak.py の用意
↑ この時点で Thonny のシリアルポート設定は、まだ のまま。
ここ を参照して com0com と comleak.py を用意する。
2. Ratatoskr のインストール
Ratatoskr は非常に実用的なプロトコル解析用ソフトウェアです。
2-1. インストーラをダウンロードする。
GitHub のリポジトリ or Vector から Ratatoskr のインストーラ (RatatoskrInstaller_x.x.x.exe) をダウンロードする。2-2. インストーラを実行する。
このときは RatatoskrInstaller_0.7.0.exe だった。
ボタンをクリックする。
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ボタンをクリックする。
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ボタンをクリックする。
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ボタンをクリックする。
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待つ。(2~3 秒)
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ボタンをクリックする。
プロファイルは C:\Users\who\AppData\Roaming\Ratatoskr\ に作成される。
3. Pico のシリアルポートを確認
Pico の USB ケーブルを抜き差しすると、デバイスマネージャーにシリアルポートが現れる。(この例では COM4)
4. com0com の設定と comleak.py の実行
4-1. com0com を構成する。
4-2. comleak.py を実行する。use Ports class はすべてチェックを入れる。
仮想ペア シリアルポート名 備考 Virtual Port Pair 0 COM10 ←結合→ COM11 COM11 に Thonny を接続する。 Virtual Port Pair 1 COM20 ←結合→ COM21 COM21 に Ratatoskr を接続する。
(チェックが外れたままだと正常に動作しない)
COM4, COM10, COM20 に流れるデータを共有する。(COM4 は上記 3 で確認した Pico のポート)
プログラムを終了する場合は ^C をタイプして中断する。
>_ Windows PowerShell
Windows PowerShell Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. 新しいクロスプラットフォームの PowerShell をお試しください https://aka.ms/pscore6 PS C:\Users\who> python3 .\comleak.py COM4 COM10 COM20 ⏎
5. Thonny の設定
ツールバーから「ツール」-「Options...」を選択する。
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「インタプリタ」タブの「Port」に
COM11 を選択して ボタンをクリックする。
6. Ratatoskr の設定と実行
Ratatoskr を起動し、接続ボタンの 1 つ
(ここでは GATE_001) を右クリックする。
Ratatoskr は一度に 5 個までの接続を設定できる。
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設定画面が表示されるので、「Device」タブの「Port」に
COM21 を選択して ボタンをクリックする。
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接続ボタンを左クリックすると COM21 に接続され、
以後 Thonny と Pico の通信データを閲覧することが出来る。
データを割り込ませることも可能。