PHP 4.3.10 のインストール (Linux 版)

〜モジュールモードで BASIC 認証も OK さ〜
(CGI モードだと認証を抜けたあとで動作します)
2005-03-03 作成福島
dso でインストールするので、
apache2 は --enable-so を付けてインストールしておいてください。

$ tar xzf php-4.3.10.tar.gz
$ cd php-4.3.10
php-4.3.10$ ./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs --with-mysql
                     apache2 にインストールするので --with-apxs2=... を指定します。
php-4.3.10$ make
php-4.3.10$ su
php-4.3.10# make install
php-4.3.10# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf


LoadModule php4_module modules/libphp4.so    <- 自動的に追加されます

AddType application/x-httpd-php .php .phtml



php-4.3.10# cp ./php.ini-dist /usr/local/lib/php.ini
php-4.3.10# vi /usr/local/lib/php.ini


include_path = ".:/usr/local/lib/php"



php-4.3.10# /usr/local/apache2/bin/apachectl stop
php-4.3.10# /usr/local/apache2/bin/apachectl start


・動作確認
php-4.3.10# vi /usr/local/apache2/htdocs/test.php


<html>

<?php phpinfo()?>

</html>



php-4.3.10# exit
php-4.3.10$ lynx http://localhost/test.php

・能書きたらたら

PHP なんて、プロの使う道具としてはかなり中途半端なので、できることなら
インストール (しかも、モジュールモード) なんてしたくないんだけど、
背に腹は代えられず、こんなテキスト書いてます。

ポータビリティとかマシン負荷を考えなければ、とても良い選択肢だと思いますよ。PHP も。
でもね、サーバ管理やってるとポータビリティとマシン負荷は、等閑 (なおざり) にできないのですよ。

プログラム作った奴は、半年後には連絡がつかなかったり、契約の問題で作業依頼できなかったり。
仕様書なんて有って無きが如しで、結局しわ寄せはサーバ管理者にくるのです。

PHP は責任の取れる範囲で使いましょう。