IDE HD の追加
2000-03-20 作成 福島
2004-01-06 更新 福島

1. ハードウェアを確認(コンソールまたはネットワークで確認)
立ち上がりのメッセージ(または dmesg)で目的のデバイスが出力されることを確認
ハードウェアの設定が合っていれば自動的に認識される
例:
hdc: FUJITSU M1638TAU, ATA DISK drive

2. 領域確保(ネットワークで設定)
su
/sbin/fdisk /dev/hdc
/sbin/fdisk hdc ではダメ
また、redhat 6.1J では glibc 2.1.0 を使うときにバグがあるらしく、日本語のままだと
segmentation fault
という無情なメッセージと共に終了します。
これを避けるため、ロケールを C に変更します。
具体的には
LC_ALL=C
とします。

3. ファイルシステムを作成(DOS で言うフォーマット)
/sbin/mkfs -t ext2 /dev/hdc1
/sbin/mkfs -t ext2 /dev/hdc2
/sbin/mkfs -t ext2 /dev/hdc3
'-t ext2' はデフォルトなので省略可

4. マウントポイントを作成(UNIX ではマウントしないと使えません)
(マウントポイントとは、要するに空っぽのディレクトリのことです。)

mkdir /newhd1
mkdir /newhd2
mkdir /hewhd3

5. マウント
mount -t ext2 /dev/hdc1 /newhd1
mount -t ext2 /dev/hdc2 /newhd2
mount -t ext2 /dev/hdc3 /newhd3
'-t ext2' はデフォルトなので省略可

6. /etc/fstab の編集(Solaris の場合は /etc/vfstab)
vi /etc/fstab
/dev/hdc1 /newhd1 ext2 defaults 1 1
/dev/hdc2 /newhd2 ext2 defaults 1 1
/dev/hdc3 /newhd3 ext2 defaults 1 1

7. リブートしてマウントを確認したら作業終了。


ext2 -> ext3 への変換 # umount /newhd1 /dev/hdc1 を umount しておく # /sbin/tune2fs -j /dev/hdc1 -j オプションは journal をデフォルト値で付加する # mount -t ext3 /dev/hdc1 /newhd1 変換した後は ext3 でマウントします