パッチファイルの作り方
2000-10-23 作成 福島
パッチファイルとは、皆さんご存知の通り、ファイルに差分を与えて更新するものです。
ダウンロードしたプログラム(ソースファイル)を最新にするときに適用します。
ほとんどの方はパッチファイルを利用するばかりだと思いますが、ここではそのパッチファイルを作成します。
・複数の場合(旧ディレクトリ vs 新ディレクトリの比較)
~/project/newdir/...
/olddir/...
※ ... はソースファイルが沢山あることを表しています。
というディレクトリ構造のときに、パッチファイル
~/project/patchfile
を作成するには、
$ cd ~/project/newdir
$ diff -aruN ../olddir . > ../patchfile
とします。
・単数の場合(旧ファイル vs 新ファイルの比較)
ファイルが1つだけ(新と旧合わせて2つ)の場合は、
$ cd ~/project
$ diff -c olddir/file newdir/file > patchfile
とします。
パッチをあてる場合は、
$ cd ~/project/olddir/
$ patch < ../patchfile
あるいは
$ cd ~/project/olddir/
$ cat ../patchfile | patch
とします。