暦は主に、地球・月・太陽の関係をもとに、年や月日の数え方を取り扱います。(アジア圏では木星も関係する)
天体の動きを基本概念とするのに、昔の人は地動説を知りませんでした。
自分の住む位置 (地球) と月と太陽の関係が分かりさえすれば、天体の法則なんてどうでも良かったのかもしれません。
ここでは、日本での暦の使われ方を年表にしました。
海外で起きていた暦と天体に関する出来事も添えてあります。
日本の暦は中国の暦を参考 (時にはまんまコピー) にしているので、中国の暦も掲載すべきですが、
中国の暦の歴史は混沌としすぎているため掲載していません。
興味のある向きはこちらからどうぞ。
また、古代ローマの暦は古代ギリシア暦を参考に作られたそうですが、
古代ギリシア暦は地域により異なり、使用していた時代もはっきりしないため掲載していません。
西暦 日本 (時代) 日本 (暦) エジプト メソポタミア ギリシャ 古代ローマ
イタリアドイツ イギリス アメリカ 備考 不明 旧石器時代 不明 太陰暦 -14000 縄文時代 -5000 太陽暦が起こる -3000 太陰暦が起こる -1000 弥生時代 -753 ロムルス暦
(非太陰暦)-713 ヌマ暦
(非太陰暦)-660 2/11 (建国) -200 地球の大きさを測定 -45 ユリウス暦
(太陽暦)300 古墳時代 554 元嘉暦
(太陰太陽暦)
節気:平気法592 飛鳥時代 645 (大化の改新) 697 儀鳳暦
(太陰太陽暦)
節気:平気法710 奈良時代 764 大衍暦
(太陰太陽暦)
節気:平気法794 平安時代 862 2/3 宣明暦
(太陰太陽暦)
節気:平気法1185 鎌倉時代 1336 室町時代 1475 ローマ帝国滅亡 1573 安土桃山時代 1582 10/5 グレゴリオ暦
(太陽暦)1603 江戸時代 1609 「惑星の運動の法則」を発表 1632 地動説が完成 1666 万有引力の法則を考案 1685 2/4 貞享暦
(宣明暦を補正)
節気:平気法1755 2/10 宝暦暦
(太陰太陽暦)
節気:平気法1781 天王星を発見 1798 1/1 寛政暦
(太陰太陽暦)
節気:平気法1800 赤外線放射を発見 1844 1/1 天保暦
(太陰太陽暦)
節気:定気法1846 海王星を発見 1868 明治時代 1873 1/1 グレゴリオ暦(太陽暦)
節気:定気法1905 「特殊相対性理論」を発表 1912 大正時代 1915 「一般相対性理論」を発表 1920 宇宙の膨張を発見 1926 昭和時代 1932 イラクの領土になる 1989 平成時代 2006 冥王星が惑星から除外 2019 令和時代